「家庭用エスプレッソマシン、何台買い替えてきましたか?」
コーヒーガチ勢の方なら、心当たりがあるはずです。
- 1台目は 10万円超え の据え置き機。スチーム機能のメンテで挫折。
- 2台目はカプセル式。手軽だけど豆の選択肢に物足りなさ。
- 3台目はマニュアルレバー機。重すぎて、結局棚の奥…。
そして気づくんです。
「結局、自分は何を求めていたんだっけ?」
今回ご紹介するのは、コーヒーブロガー「Everyコーヒー」のひろさんによる CERA+ 実機レビュー。
ドリップ派でありながら、家庭用エスプレッソマシンを何台も渡り歩いてきた人気Youtuberひろさんが出した結論—
「家庭用マシン何台か買いましたが、これがおすすめです」
その理由を、スペックと実飲レビューから紐解いていきます。
📺 まずは動画でチェック
🔧 スペック深掘り 「ポータブルとは思えない数字」
まずは CERA+ の核となるスペックから見ていきましょう。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 抽出圧力 | 最大 20気圧 |
| 加熱方式 | セラミック加熱(冷水から2分半) |
| バッテリー | 13,500mAh(冷水抽出 約8杯分) |
| 本体重量 | 800g |
| 抽出方式 | 挽き豆 / カプセル両対応 |
| 充電 | USB Type-C |
注目すべきは 「最大20気圧」 という数字。
業務用エスプレッソマシンの基準が9気圧であることを考えると、家庭用マシンと同等以上のスペックが、800gの筐体に詰め込まれています。
「最大20気圧の本格抽出ということで、味は十分うまいと感じます。家庭用のエスプレッソマシンで何台か飲んできましたが、もうそういう据え置きと同等の、ポータブルとは思えない味です」
☕ 実機抽出 — プロセスと挙動
ひろさんは 同時発売のポータブル電動グラインダー でエスプレッソ用に挽いた豆を使用。
抽出プロトコル
- 豆 7g を計量(推奨範囲は5〜7g)
- バスケットに投入後、トントンと鳴らして均す
- 付属タンパーで 「強すぎず弱すぎず」 の圧でタンピング
- 本体に 水 70ml を投入(50〜80mlの推奨範囲内)
- 蓋を装着し、ボタン長押しで起動
タンピング哲学
ひろさんが強調していたポイント。
「そんなに力任せに押し付けなくていい。お湯が通過できなくなるので、グッと押すくらい」
過剰なタンピングは抽出の流れを阻害する—これは本格エスプレッソの基本ですが、CERA+ はポータブルでありながらこの繊細さを再現できる機種です。
🎨 抽出結果と味の評価
抽出開始から数十秒、赤いインジケーターが点灯し、抽出口からエスプレッソが出始めます。
「おお、出ました。あ、いいですね。いい感じです。綺麗ですね」
クレマの観察ポイント
今回ひろさんが使用したのは シングルオリジン豆。
クレマがやや薄めだったことについて、ひろさんはこう解説しています。
「エスプレッソ用じゃないシングル豆なので、クレマがやや薄いかなと。ブレンドでロブスタとか入っていた方が、クレマはできるらしいですからね」
これは マシン側の責任ではなく、豆の選択による差。CERA+ はあくまで豆のポテンシャルを引き出す抽出器具として正常に機能している証拠です。
ストレートでの試飲
「うん、うまい。深煎りはいいんじゃない?マジでいい感じっすね」
ひろさんが特に推していたのが 深煎り豆との相性。
濃厚なボディと厚みのあるクレマを楽しみたいなら、ロブスタ含有の深煎りブレンドを選ぶのが正解です。
⚖️ 家庭用マシンとの比較 「妥協なき本音評価」
ここからが、ガチ勢が知りたい部分。
家庭用エスプレッソマシンを何台も使ってきたひろさんの比較レビューです。
✅ メリット
| 項目 | CERA+ の強み |
|---|---|
| 味のクオリティ | 据え置き家庭用と同等レベル |
| 操作性 | 長押し / ダブルクリックの2モードのみ |
| サイズ | 800g / キッチンを占領しない |
| メンテ | 洗うパーツが少ない / 頑丈 |
⚠️ デメリット(正直に共有)
ガチ勢として知っておくべきトレードオフも、ひろさんは明確に指摘しています。
- 連続抽出不可 — 抽質量はワンショット分のみ。基本シングル仕様。
- スチーム機能なし — ラテアートを描きたい層には不向き。
- 長時間連続抽出には不向き — カフェ運営用途は想定外。
ただし、ひろさんはこのデメリットについてむしろポジティブな見解を示しています。
「家庭用マシンのスチーム機能はメンテも大変だし、壊れやすいんで、もう別機械でやるのがおすすめです。私はスチームなしで十分です」
スチーム機能こそが家庭用マシン挫折の最大要因—これは多くのコーヒー愛好家が共感する真実です。
🍹 応用展開 「エスプレッソ起点の楽しみ方」
CERA+ で抽出したエスプレッソは、濃縮コーヒーとして様々な楽しみ方が可能。
| アレンジ | 作り方 |
|---|---|
| アメリカーノ | エスプレッソ + 熱湯 |
| カフェラテ | エスプレッソ + 温めたミルク |
| アフォガート | バニラアイスにエスプレッソをかける |
| カプセル運用 | ネスプレッソ互換カプセル対応 |
そして、ひろさんが特におすすめしていたのが 「アメリカーノ」 用途。
「アメリカーノにうまい朝煎りを使うなら、アメリカーノがうまいですね。めちゃめちゃうまい」
深煎りはストレートエスプレッソで、浅煎りはアメリカーノで—豆の特性に応じた使い分けができるのもCERA+の魅力です。
🔬 ガチ勢必見の「裏技」発見
これは、ガチ勢のひろさんだからこそ見つけた発見です。
CERA+ の専用グラインダーには挽いた粉を貯めるストッカーがあります。
そして、CERA+ 本体の バスケット(フィルターホルダー) も同じ系統のサイズ感。
ここでひろさんが試したのが—
「バスケットをグラインダーのストッカーにインして使ってみました」
この裏技のメリット
- 粉の移し替え工程が不要
- カウンターが粉まみれにならない
- 挽きたての粉をそのままバスケットへ直接充填
エスプレッソ用の細挽きは特に粉まみれになりやすく、これは熟練ユーザーほど共感する地味なストレス。
ひろさんの結論—
「これだけでも、グラインダーとセットで買う価値があると感じます」
※ ひろさん曰く「被水承知の自己責任」とのことなので、お試しは慎重に。
🎯 こんなガチ勢に CERA+ はハマる
- 🔥 家庭用マシンを何台か試して「これだ」を探している方
- ⚡ 20気圧スペックを軽量ボディで欲しい方
- 🛠 スチーム機能のメンテにうんざりしている方
- 📦 カウンターを占領しない据え置き代替を探している方
- 🌍 出張・旅行先でも妥協のない一杯を求める方
- 🎨 豆の特性に応じてエスプレッソ / アメリカーノを使い分けたい方
💬 ひろさんの最終結論
「使用感も味も、ポータブルタイプが好きです。もう、でかくて面倒なのはノーセンキューです。十分です」
家庭用マシンを渡り歩いてきた人間が辿り着いた、「ポータブルが結局ベスト」という結論。
これは、コーヒーガチ勢にとって反転的な気づきかもしれません。
✨ まとめ「20気圧の本気を、800gで」
家庭用エスプレッソマシン選びで、ガチ勢が陥りがちな罠があります。
それは「機能を盛り込みすぎて、結局使わなくなる」こと。
CERA+ はその逆。
- ✅ 20気圧 の本格抽出スペック
- ✅ 800g の取り回しやすさ
- ✅ シンプル操作(長押し / ダブルクリックのみ)
- ✅ 挽き豆 / カプセル両対応 で柔軟性
- ✅ 洗いやすく、頑丈 で長く付き合える
「足し算ではなく、引き算で完成された一台」 —
それが CERA+ です。
家庭用マシンの墓場を作ってきた経験者ほど、刺さるはずです。
🎥 元動画(全編)